今回は安全器の取替です。
なんとも昭和レトロな雰囲気が漂っています。
瀬戸物で出来ています。
今のブレーカーならば使いすぎて切れてしまってもレバーを上げるだけで復帰しますが、この安全器はふたを開けてドライバーでヒューズを交換しなければなりません。
ご高齢の方の一人暮らしなので暗闇の中ヒューズを交換するのは大変、なりより危険なので今回のお仕事になりました。
中部電力のサービスブレーカが30アンペアなのでこれももう少し大きくして配電盤も今の物に取替えたいところですが、引き込み線からの交換になり高額になるので今回は部分的な取替にしておきます。
台所兼食堂にエアコンと調理器具があるのでそこがよく切れるそうです。
そういう訳で今回は台所にもう1回路増設します。
今回のお宅は平屋なので天井裏に上れます。
まず、天井裏に上って配線を通します。
一方を台所に下ろします。
下ろした線にコンセントを取り付けます。
もう一方を玄関の安全器の所へ下ろします。
こちらは建物の隅なので体が入っていけないので下から針金を入れておいて、それに配線を結んで引っ張ります。
この間二人で作業をするとスーッと終わるのですが一人でじわじわと送って、引っ張ってとやっているので何度も天井裏と玄関を往復しています。
ようやく玄関の方にも配線が通りました。
増設用の小型配電盤を取り付けて完成です。
これで使いすぎてもレバーを上げるだけで復帰できます。